巻狩とは、鎌倉幕府を開いた源頼朝が、1193年の4月2日から23日まで、自らの勢力を天下に知らしめるため、広大な那須野が原(現那須塩原市)を中心に行った大規模な狩りのこと。
これを記念して、平成6年から巻狩をモチーフとした祭りが行われている。
那珂川河畔公園という大きな河川敷を舞台に、センターステージでの演し物、さまざまな機関や団体の出店、屋台、フリマ、遊び場が設けられ、スケールも大きいし人出も多い。那須塩原で一番大きなイベントかもしれない。
当時の料理を想像して作られるのが「巻狩鍋」。最も大きい大将鍋は直径が2.2メートルもあり、2,500食分を調理可能で、ほかに武将鍋(直径1.8m)、勢子鍋(直径1.2m)がある。全部で10個もの鍋を使い、9,000食が市民にふるまわれる。この鍋がうまくて、1杯200円と安い。豚汁から味噌を抜いたような感じの汁で、野菜や芋、肉、こんにゃくなどがこんもりと入っている。人気があるため、けっこう早くに売り切れてしまう。今年も、狙っていた大将鍋は売切れで食べられなかった。
去年に引き続き、ボクは息子といっしょに「巻狩ショー」に参加した。事前に申し込んでおいて当日参加するのだが、当時の巻狩の様子を市民親子が参加してわいわいと再現するショーである。
参加者は勢子(獲物を追い込む人夫)に扮して、熊(着ぐるみです)に襲われそうになったりしながら、鹿(これも着ぐるみ)を追い、最後には首尾よく捕まえて、源頼朝公に褒められて褒美をもらう、という筋書き。
たわいのないショーだが、主催者が用意してくれる着物を着て当時の格好になって、子どもといっしょに走り回ったり、喚声をあげたり、なかなか楽しいのであった。








0 コメント:
コメントを投稿