2009-06-17

レストラン Titti(ちっち)

黒磯に新しいレストランができた。
知人から噂を聞いて、さっそく食べに行った。

その名もレストラン“Titti”(ちっち)。オーナーが自分の子どもからそう呼ばれているとのことである。

この店はどうだったか。

これがすごくすばらしかったのだ。
「食の安全」に対してとても真摯で、使う食材の情報をすべて公開しているお店だった。
おいしいこと、安全であること、そのどちらもおろそかにしない姿勢がわかりやすく見てとれた。

まじめで一生懸命であり、接客もあたたかく、食べてすごくおいしい。
字面ではうまく伝えきれない。ぜひ行ってみてほしい。
黒磯にまた1軒、すばらしいお店ができた。

場所は、黒磯のカンセキの隣り。
店には靴を脱いであがる。
テーブル席2つ、カウンター、そして洋風の座敷がある。こじんまりとした落ち着ける店だ。

カウンターの奥にいるのがオーナー。
パスタのランチをいただいた。妻が食べているのは、クリームを使ったトマトソースベースのパスタ。
豚の挽肉入り。豚の甘み、そこにコショウがきいている。

僕はペペロンチーノを平らげた。やわらかい味だった。
自家製天然酵母パンもたいへんうまかった。


僕ら夫婦の思い出のスープがある。
ふたりでフランスに旅行に行った時、ニースでたまたま入ったレストラン。フランス語のメニューがわからず適当にオーダーして出てきたなかに、生涯忘れられないほどうまいスープがあった。

スープの名前も忘れた。でも、それは魚のスープだった。
魚のコクとうまみが表面が黄色くて中が乳白色のスープに濃く濃く溶け込んでいた。なんだこれは!?と衝撃を受けた。言葉も出ないほどおいしかった。

そのスープが、この「ちっち」にはあった。メニューに載っていたので、オーナーに尋ねてみた。
まぎれもなく、南フランスの料理。スープ デ ポワゾン。
これは僕らが長年探し求めていた幻のスープだった。あれ以来、日本では出会えなかった幻のスープ。

今度、ここにこのスープを食べにくると決めた。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

Franceでは素敵な出会いがあるようですね。
知人はフランスで知り合い、偶然日本で再開して結婚し、近所に住んでいます。いつかその素敵なスープに私も出会いたいです。

fes編集部 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
偶然の出会い、本当に素敵ですね。
プロヴァンス料理の店などにそのスープがある可能性が高いのですが、僕らは探してもなかなか出会えませんでした。
自分の住む地元で出会うなんて(まだ食べてませんが)本当にびっくりです。
食べたらまた報告したいと思います。

 

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