黒磯で最も気持ちのいい店のひとつ、アジア食堂『籠』で南無のライブが行われたのは、2008年6月25日。午後8時過ぎにライブが始まるのだが、ボクらは開店と同時、6時に店に入った。
最初から最後まですべて見たかったのだ。起こること全部を感じて心の記憶にとどめたかった。
店に着くとすでに店の駐車場には南無のバンが止まっており、店の入口にマーとイマリがいて、機材の搬入をやっていた。あいさつをして、保育園で撮った写真をふたりに渡す。もうすっかり顔なじみである。
店の入口脇に、小さなカウンターがしつらえてある。そこに腰をかけ、マーくんとしばらく話をした。彼がハイライトのメンソールを吸っていたので、かつてボクがスモーカーだった時、ハイライトラバーだったんだよ、なんて話もした。カウンターテーブルの上には煙草と灰皿のほかに、リラックスした空気もふわふわと漂っていた。
わずか10分くらいだったけど、ゆっくりと長く話していたような気がした。楽しい時間だった。
そしてライブが始まるまでの間、次々とやってくる友人や知り合いと話したり、南無のふたりと話したり、写真を撮ったり、そしてもちろん飲んだり、おいしい料理を食べたり。
ライブを待つ時間が長く感じてそわそわする。早く始まってほしいのだけど、でもまだこのざわざわした雰囲気にもっともっと浸っていたい気もして、あちこち歩き回っている。もうすぐ南無のライブが始まるのだ。このさほど大きくないこの店の中で演奏が始まる。心がざわざわする。
写真は、ライブ前の腹ごしらえ中のイマリ。イマリは、本当においしそうに食べる。顔がほころび、目をまん丸くして、おいしい!と誰よりも素直なトーンで声をあげる。あんな顔でおいしそうに食べてくれたら、周囲の人はみなうれしいだろうな。








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